90万本手作業で!長野の日本酒代表格「真澄」の評価が高い訳とは?

90万本手作業で!長野の日本酒代表格「真澄」の評価が高い訳とは?


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昨今、日本酒が全国的にもブームになっており、とくに地酒と呼ばれる地方でしか作れない地方の味に興味・関心が注がれています。日本三大酒処といえば、兵庫、京都、広島(福岡)奈良ですが、今回ご紹介する真澄を生んだ宮坂醸造株式会社が蔵を構える長野県は全国でも二番目に蔵の数が多いという、こちらも立派な酒処です。

日本酒は原料を米と水が大部分を占めているので、美味しいお米が育ち、綺麗で豊富な水があるところでしか造ることができません。これだけ多くの蔵が構えるということは長野県が日本酒造りに適した地であるということは言わずもがなですが、蔵が多いということはそれだけライバルも増えるということになります。

そんな日本酒激戦区で勝ち上がり、全国的にも美味しい日本酒として認められる「真澄」とは一体どんな日本酒なのでしょうか。宮坂醸造株式会社の真澄にかける、日本酒にかける想いとは、こだわりとはいったいなんなのでしょうか。商品ラインナップも含めてみていきましょう。

8月には長野の日本酒を思う存分楽しむことのできする『大長野酒祭り』も開催され、もちろん真澄も会場で飲むことができるので、しっかりと理解してさらに美味しく味わいましょう!

画像参照元:宮坂醸造株式会社

なぜ長野には酒蔵が多いのか?

なぜ長野には酒蔵が多いのか、これは先ほども言ったように日本酒の原料となっている米と水が大きく関係しています。みなさんは長野県にどのようなイメージを持っているでしょうか。自然が多そう、山だらけ、農産物がたくさん採れる…あげればきりがないでしょうが、まさにそのイメージ通りと言っていいでしょう。

特に宮坂醸造株式会社が蔵を構える信州諏訪という場所は高原盆地。澄んだ空気と澄んだ水が豊富にある自然あふれる場所であり、高原盆地特有の冬寒く夏涼しいという気候、これもまた日本酒を造るには最適な場所となっています。

酒造りの過程で発生する菌の繁殖を抑えるため日本酒造りにおいて冬の寒さが大事であり、菌の繁殖が急激に進んでしまう温かい場所では短い時間で発酵が終わってしまい、日本酒特有の香りや味をしっかりと醸し出すことができません。 もちろん、現在では機械や設備の発展により、最適な温度に調節することは可能になりましたが、機械のない昔ではそうもいかず、冬がしっかりと寒いということは日本酒文化が生まれ、育つためにはとても重要なことだったのです。

そして、日本酒文化を育てるのはそこに住むです。お酒というものの成り立ちは、そこに住む人々の労働や生活の疲れを癒すために造られ、その土地土地の人々が望む形で発展していきました。ここ信州諏訪ではもともと農産物の栽培が盛んにおこなわれており、味噌や寒天などの伝統産業、それに加えて昨今ではハイテク機器の製造などモノづくりに関して秀でた地域であり、それは日本酒造りという文化が発展するより以前から根付いており、そして継承されていく過程で磨き上げられた諏訪の地に住む人々が持つ血筋なのです。

技術では語れない歴史、風土、環境が現在にまで続く日本酒造りを支えています。

信州の名工が造っていく日本酒

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日本酒造りはもちろん環境さえよければいいというわけではありません。第一に米。宮坂醸造では「品種と山地が確かな米」を原料として使用するということをモットーに、長野県産の「美山錦」と「ひとごこち」という酒造好適米を多く使用し、また米の栽培も農家に依頼するだけではなく、自らの手で田植えを行ったり、逆に農家を蔵へと案内し日本酒造りを理解してもらったり、酒を飲んでコミュニケーションを図るなど、同じ仲間として、共同体として、一緒に酒造りを行っています。

酒造りに関しては大半が手作業。真澄は一年間でおよそ90万本の出荷を行っていますが、熟練した職人による手作業で行われています。酒造業界でも機械化が大半を占めるなか、機械を使用するべきところは機械を、手作業でしか成しえない味を表現するために必要な工程ではすべて手作業で行っているのです。

このような酒造りの結果、2013年の品評会では「信州の名工」に選定され、農家と蔵人が最もいい関係で仕事ができるように、自分たちの思い描く酒ができるように力を入れています。

画像参照元:宮坂醸造株式会社

真澄ってどんな日本酒?

] 長野という土地、人、そして宮坂醸造という職人集団が生んだ真澄という日本酒。いったいどのような味が、どのような香りがするのでしょうか。真澄には現在16種類の日本酒を販売しています。そのいくつかを詳しく見ていくことにしましょう。

大吟醸 夢殿

3宮坂醸造が造る真澄の中でも最上級品を誇る真澄がこちらの、大吟醸 夢殿です。全国新酒鑑評会では金賞、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2015では銅メダルを受賞、そして全米日本酒歓評会2015では大吟醸部門の準グランプリを獲得するなど、評価の高い日本酒です。

兵庫県は加東市の山田錦を精米歩合40パーセントに磨き上げた香り高いその味は、口の中にふわっと広がり、それでいていつまでも後を引くことなくふっと消える後味。

大吟醸でいて一緒に食べる料理の邪魔をせず、味の繊細な魚介類などに抜群の相性をみせます。

画像参照元:宮坂醸造株式会社

 

純米大吟醸 夢殿

4米にこだわる真澄の造った純米大吟醸 夢殿。毎年微妙に異なる出来の酒米「山田錦」をもっとも美味しく仕上げるために、それでいて真澄の味であるために、職人の腕と真澄の看板を掛けて造った一本。

香り高いのはもちろんのこと、純米であり大吟醸であること、そのいい部分を形にしたような贅沢な日本酒となっています。

毎年11月頃から販売が開始されますが、人気が高いためお求めはお早目に!

画像参照元:宮坂醸造株式会社

  

純米大吟醸 七號

5真澄が造る純米大吟醸3種類の中で山廃造りで醸した日本酒はこの純米大吟醸 七號(ななごう)だけ。

山廃だとどう違うの?という人は「山廃ってなに?山廃っておいしいの?どうして?という人のための日本酒講座!」を参照していただきたいのですが、山廃らしいしっかりとした味付けは海外でも人気が高く、IWC2015では銀メダルを受賞するなど実力の高い日本酒となっています。

長野県産の美山錦を味わいたらいならこちらがおすすめ。

画像参照元:宮坂醸造株式会社

 

純米大吟醸 山花

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真澄を飲んだことがないけど、真澄の純米大吟醸がぜひ飲んでみたいという方は、まずはこちらの純米大吟醸 山花がおすすめです。

すっきりと飲みやすく大吟醸らしいダイナミックさこそありませんが、繊細でくせになる味とはまさにこのことと言わんばかりの飲めば飲むたびにおいしさを感じる日本酒となっています。

画像参照元:宮坂醸造株式会社

 

純米吟醸 辛口生一本

7商品名通り辛口な日本酒が好きな方におすすめしたいのが、こちらの純米吟醸 辛口生一本です。

長野県産の美山錦、ひとごごち、そして兵庫県産の山田錦をふんだんにしようして造られた辛口生一本は辛口ながらも穏やかで、甘味や酸味など余計な味を抑えたすっきりとした飲み口を楽しむことができます。

冷酒にしても常温でも、そして燗付けにしてもおいしく飲むことのできる万能な日本酒です。

画像参照元:宮坂醸造株式会社 

本醸造 特撰真澄

8これまで長野の日本酒を飲んだことがないという方、真澄を飲んだことがないという方、まずは本醸造 特選から飲んでみてください。

美山錦とひとごこち、山田錦がうまくマッチングしてすっきりと香る吟醸香が軽快に口の中で広がります。本醸造はちょっと…という方の概念を覆すほど上質な日常酒!インターナショナル・ワイン・チャレンジ2015で銀メダル受賞

画像参照元:宮坂醸造株式会社

 

その他、

というラインナップがあります。正直どれもおすすめです。ぜひ一度お試しください。 以上、長野県が生んだ日本酒「真澄」についてのご紹介でした。「長野の酒メッセ」「大長野酒祭り」など全国各地で長野県の酒を飲む機会も増えていますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。





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