こだわりが目に見える!1から10まで酒造りにこだわった南部美人の日本酒。まずいわけがない!

こだわりが目に見える!1から10まで酒造りにこだわった南部美人の日本酒。まずいわけがない!


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あなたのこだわりはなんですか?そのような質問をされた時、自分なりの答えを返せる人は少ないと思います。自分が面白くないと思うものは徹底的にやらないという人もいれば、あえて自分が面白いと感じないことにトライし、新たな経験を積むということをこだわりにしている人もいるでしょう。

こだわり」ということについて考えたとき、わたしのこだわりはなんだろう?と筆者も自分なりに考えてみたのですが、やはり文章を書くという仕事をしている以上、みなさんに「読みやすい」「楽しめた」「為になった」「考えさせられた」と思ってもらえるような文章を書くこと、その書き方のこだわりがあるように思いました。 例えばタイトルに対するこだわり。例えば、見出しに対するこだわり。そして、文章の構成、使用する写真、仮名遣い。いろんなこだわりが合い重なってひとつの文章ができあがります。

ひとつのもの、商品、作品が完成するとき、そこにはいくつものこだわりが内在しており、そのこだわりが強ければ強いほど、その完成品はほかとは違ったオリジナリティを持つのでしょう。 今回ご紹介する「南部美人」はまさにそう。日本酒はどう転んでも原料は米と水。この決められた原料の中にどれだけのこだわりを詰め込むかによって風味や香り、そして飲む人の感じ方さえ変わってくるのです。

たかが米と水。されど米と水。南部美人が究極の日本酒を造るためにこだわり続けるものとは一体何なんでしょうか。 米と水はもちろんのこと、酒造りにはかかせない「麹」「酒母」「醪」「しぼり」などに対するこだわりも一緒に確認していき、南部美人のラインナップとともに南部美人の美味しい味わい方、それぞれの商品が持つ特徴を掴んでいきましょう。

画像参照元:株式会社南部美人

酒造りのための3種の酒米

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日本酒造りにおいて最も重要、かつ大事な原料である米。日本酒で使用する米はみなさんご存知のとおり、私たちが普段食しているような食用米ではなく、日本酒造りのために作られた酒米です。現在、日本では「山田錦」が酒造好適米の中でも最高峰の酒米とされており、全国の酒蔵がこぞって山田錦を使用した日本酒を造っています。

しかし、南部美人では単純に山田錦を使用するのではなく、日々研究に研究を重ねて山田錦を超えることを目標に酒米の開発を行っています。そこでできた酒米が3種類。

  • 吟ぎんが
    岩手県、酒造組合、そして岩手の工業技術センターの共同開発で誕生した岩手県最高峰の酒造好適米。厳しい基準をクリアして生まれた吟醸酒専用の酒米で、岩手の気象風土の下で最も栽培しやすいため、農家と醸造家、そして岩手の日本酒を愛する方々すべてをつなぐトップランナーの酒米です。
  • ぎんおとめ
    岩手県北部だけでしか栽培されていない、岩手県の酒造だからこそ使用できる酒米です。純米酒や本醸造酒に用いられており、南部美人では蔵を構える二戸市の農家と提携し、そこで作ったぎんおとめだけを使用して日本酒を造っています。限りなく有機米に近いという自然由来のナチュラルなお米です。
  • 結の香
    岩手県が山田錦に対抗するために開発した大吟醸酒用の酒造好適米です。岩手が誇る酒米の中でも最高級品という呼び声も高く、「吟ぎんが」や「ぎんおとめ」の欠点であった「高精米」を可能にした酒米で、口に入れた瞬間に広がる甘味と華やかさで、多くの女性を虜にする日本酒を仕立てます。

安易に山田錦を使用するのではなく、自分たちが蔵を構える秋田県だからこそ作れる酒米、秋田県の風土に適した日本酒造りに合う酒造好適米を開発し、自分たちにしか造れない日本酒を造る、これがまさしく南部美人が南部美人たる所以であり、こだわりです。

また、このようにこだわりを持って作った米は、こだわりを持って仕込まれます。米にあった精度で精米し、米が割れないよう、また適切な量の水だけを吸水するように、片手にはストップウォッチ、そして職人の感覚を持って寸分の狂いのないように洗米していきます。麹米は吸水率133~135%、掛け米は125~128%と1%の誤差もないように管理しているのです。

画像参照元:株式会社南部美人

日本酒造りに適した青い水

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日本酒の原料の中で最も割合が多く、日本酒造りにおいてもふんだんに使用する水。水なんて何を使っても同じだろ!…と思う方もいると思います。しかし、水もしっかりと分析してみるとpH有機物の含有量マンガン、硬度、水によってこれらの値は大きく変わってきます。

水道水では決して美味しいお酒を造ることはできません。それは、水道水に含まれているそれらの値を見てみれば一目瞭然なのです。 南部美人では、地下5mの場所に湧き出る井戸水を使って仕込みを行いますが、この水がなんと青いといいます。カルシウムやリン、マグネシウムという酵母や麹の発酵を促進する物質が豊富に含まれており、そして日本酒を茶色に濁したり、日本酒特有の風味や香りを損ねさせる鉄をまったくといっていいほど含んでいません

ここでしか採れない米と、ここでしか取れない水。選ばれた土地でしか酒造りはできないという理由がここにあるような気がします。

画像参照元:株式会社南部美人

日本酒造りの基本とこだわり

米と水。この二つの材料が日本酒の主原料なのですが、この二つだけで酒ができるわけではありません。日本酒はもちろんアルコール飲料ですし、ほんのり香る甘味が日本酒の醍醐味です。このアルコールと甘味はどこから来るのか。

その元となっているのがいわゆるというものです。 人間が甘味を感じるためには糖分を舌で感じる必要があります。しかし、米には糖は含まれておりません。お米を食べたときに感じるほのかな甘味、あれは唾液が米に含まれるデンプンを分解しているからであり、米のなかのデンプンをどうにかして糖に分解する必要があるのです。そう、その役割を担うのが人の唾液…ではなく麹なんですね。

麹が米に付着すると、麹の持つデンプン分解酵素によりデンプンは糖に変化し、日本酒にほのかな甘味が生まれるのです。 また、このような過程で生成された糖は酵母と混ざり合うことで、アルコールへと変化します。つまり、米+麹=デンプン→糖糖+酵母=アルコールという変化が同時並行して行われている、これが日本酒造りの仕組みなんですね。

このような基本のもと、南部美人ではすべての米をデータ管理し、すっきりとした味わいのお酒ならばこれ、生酒ならこれ、というように仕上げる酒の種類によって麹の種類を変えながら酒に命を吹き込んでいるんですね。大吟醸と吟醸と本醸造。酒好きの人にはもちろんこの違いは如実にわかるところなのでしょうが、日本酒に詳しくない人は、どこがどう違うのかという判断がなかなかできません。 しかし、南部美人は米を育てるところから麹、酵母に至るまで、大吟醸用、吟醸用、生酒用とその特徴を色濃く示すための酒造りをしていますので、日本酒ごとの味の違いが明確にわかるのです。

南部美人の「こだわり」のラインナップ

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それでは、米、水から麹、醪に至るまで、すべてにこだわりをみせる南部美人、渾身の日本酒についてみていきましょう。上記したようなこだわりを噛み締めながら味わうと、また一つ違った風味、香りを楽しむことができるのではないでしょうか。 では、みていきましょう。

画像参照元:株式会社南部美人

南部美人 純米大吟醸

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JALのファーストクラスにの機内酒にも選ばれるほど格式が高く、南部美人でも最も質の高い日本酒がこちらの『南部美人 純米大吟醸』です。大吟醸らしい芳醇な吟醸香に、濃い辛口、これぞ求めていた日本酒像だ!と思えるくらい、飲みやすい日本酒となっています。

一年間の低温熟成が深い味わいを演出し、「コーシャ」という世界基準の安全保証と信頼を勝ち得た、いわゆる完璧な日本酒です。 そのほか、純米大吟醸には以下の商品があります。

画像参照元:株式会社南部美人

南部美人 特別純米酒

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先程も紹介した岩手県でしか栽培していない「ぎんおとめ」をふんだんに使用して造られた純米酒、それがこちらの『南部美人 特別純米』です。モンドセレクショングランドゴールドメダル8年連続受賞、全米日本酒歓評会 特別純米酒 ゴールドメダル、純米の部 金賞受賞…と、挙げればキリがないほどの受賞歴を持つ、多くの人に評価された日本酒となっています。

華やかな香りなのに重たくなく、むしろすっきりと軽いので非常に飲みやすい日本酒で、岩手ならではの日本酒が飲みたいと思う方にはもってこいの一本です。 そのほか、特別純米酒には以下の商品があります。

  • 特別純米酒 無濾過生酒
  • 特別純米酒 無濾過生原酒

画像参照元:株式会社南部美人

 南部美人 純米吟醸

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原料米にぎんおとめと美山錦を使い、米の甘味と吟醸ならではの高級感、その両方をバランスよく感じることができるのがこちらの『南部美人 純米吟醸酒』です。甘口ですがくどくなく、むしろ米本来の自然な甘味が日本酒らしさを感じさせ、フルーティな吟醸香がその甘味をバックアップします。 そのほか、純米吟醸酒には以下の商品があります。

画像参照元:株式会社南部美人

南部美人 モリジョビコラボ全麹

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岩手県の専門学校「盛岡情報ビジネス専門学校(モリジョビ)」とコラボレーションして企画された日本酒『モリジョビコラボ全麹2016』も少し変わった日本酒として人気を集めています。 モリジョビコラボは毎年毎年、その年の学生が制作したデザインを採用しているため、このデザインのものは今年しか買うことができません。

毎年違ったデザインのモリジョビコラボを購入するのも一つの楽しみとなりますね。

画像参照元:株式会社南部美人

以上、南部美人に関するご紹介でした。東北は全国でも有数の日本酒どころであり本当においしい日本酒がたくさんあります。『山形の日本酒が美味しい理由を説明してみた!地酒の旨さの秘密は○○にあった!?』や『新潟の日本酒が美味い理由は○○にあった!おすすめの地酒紹介!』などにも東北のお酒を紹介していますので、こちらもあわせてどうぞ。


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