少しでも日本酒のことを知ってほしい!蓬莱泉を通して関谷醸造が伝えるメッセージが面白い!

少しでも日本酒のことを知ってほしい!蓬莱泉を通して関谷醸造が伝えるメッセージが面白い!


1

「とりビー」

会社で、同窓会で、サークルで、団体で居酒屋に入れば誰が決めたか、いつから決まったのか「とりあえず生10杯」の声、乾杯といえばビール、お酒=ビールという暗黙の了解が成り立っています。『とりビー』で調べてみると、なんとあの福山雅治が『とりビー』なんてタイトルの曲を書いているじゃありませんか。驚愕。

一杯目からワインなんて頼もうならばどこからともなく「かっこつけんな」なんて罵声を浴び、カルアミルクなんて甘い甘いカクテルを頼もうならば「女子か!」なんて嘲笑され、そして日本酒を頼めば「おっさんか!」と突っ込まれる…。

日本が誇る日本の文化、日本酒。ここSakevivaでも、もっと多くの人に日本酒の素晴らしさを知ってほしいということで、日本酒に関する基礎知識、もっとおいしく飲むためのトリビア、豆知識などをご紹介していますが、記事の中だけではなかなか難しいという現状もあります。

日本酒を造っている酒蔵が「日本酒はこんなにおいしいんだよ!」「私たちはこんなに丹精込めて日本酒を造っているんだよ!」と、もっともっと日本酒をアピールして、日本人はみんな乾杯から日本酒!なんて文化を作ることができれば最高ですが、どこかにそんな意識の高い酒蔵はないものだろうか……、そう思いながらいろんな酒造のサイトを見ていたのですが、ついに見つけました!

蓬莱泉!関谷醸造株式会社が素晴らしい!あの手この手で日本酒に触れてもらおう、酒蔵を知ってもらおうという工夫がすごい!さぞかし蓬莱泉もうまいんでしょうなーっと期待を込めつつ一口。 ……っとここから先は順を追って蓬莱泉の旨さの秘訣を探っていきながら説明していきましょう。日本酒ランキングでも常に上位をキープする日本酒がどのようなものか、また関谷醸造が蔵を構える愛知県の日本酒とはどのようなものか、早速見ていくことにしましょう。

画像参照元:関谷醸造株式会社

日本酒の造り方を一から学ぶなら

日本酒ってなんだかよくわからないんだよなーという人が多いのは、日本酒がどのようにして造られているかもしらず、ラベルに書いてある文字をみても純米大吟醸?日本酒度+2?酒米の種類なんて書かれてもどれがおいしのかわかんないし……、という理由が大きいのだと思います。

日本酒のラベルについては『飲まずに日本酒の中身を知る方法!ラベルを知れば日本酒のすべてがわかる!』で、日本酒に使用されている酒米については『日本酒ツウはここを見ている!あなた好みの日本酒がわかる酒造好適米の違いとは!?』でじっくりと説明していますので、こちらを読んでいただくとして、ここでは蓬莱泉の旨さの秘訣を探りながら日本酒の製造行程についてみていくことにしましょう。

玄米から白米へ

2

日本酒の主原料はなんと言っても米です。よく日本酒と焼酎を混同して「この日本酒、米?芋?」などと聞く人がいますが、日本酒はすべて米で出来ており、日本酒の命とも言っていいほど大切なものなので間違えないようにしましょう。

米の美味しさで日本酒の旨さが決まると言ってもおかしくはないほど重要な原料ですが、まずは玄米から白米へ精米を行っていきます。米作りから自社で行う酒造も増えてきましたが依然としてほとんどの酒造では農家が作ったお米を買い取って日本酒の原料とします。 このお米は普段私たちが食べている食用のものとは少し異なっており、上記したように「酒米」「酒造好適米」と言われるものになります。

米粒は光にかざしてよく見てみると、周りの部分が透明で、中心に白く不透明な部分があるのがわかります。これを心白というのですが、この心白が中心にあり大きさにムラが少ないものが酒米として適していると言われます。 日本酒に使うお米はここから精米という工程を経て使用されるのですが、精米とは一体何か。

これに関しては『味の違いはここを見れば分かる?日本酒の種類を見分ける方法とは?』でも少し触れていますが、要は先ほど言った米の周りの透明な部分、ここには雑味を生むタンパク質が含まれているためこれを削ぎ落とし、中にある心白、米の最も甘い部分を取り出すことを言います。 この透明な部分をどれだけ削ったか、この割合を精米歩合というのですが、70%精米(もとのお米を100%としたとき30%削った)で12時間、60%精米で24時間、35%精米まで行くとなんと100時間という時間がかかります。

現在はこの作業を機械で行っていますが、そこにかかる設備投資や人件費が馬鹿にならないということで、多くの酒造では共同設備等を利用して委託精米を行っているのに対し、関谷酒造ではこの工程こそ日本酒造りにおいて重要な部分と位置づけ、自家精米をおこなっています。 蓬莱泉へのこだわりはここから始まっています。

画像参照元:関谷醸造株式会社

洗米・蒸米から醪造りまで

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

精米が終わると、今度はそのお米を洗い浸漬、つまり水に浸して水分を吸収させます。吸水についても米の状態を見ながら、その年に採れたお米に最も適した分量、バランスで水分率を計ります。浸漬が終わると米を蒸していきます。

普通、私たちが食べるお米は蒸すのではなく炊くのですが、蒸したほうが麹菌が繁殖しやすいため、日本酒造りにおいては米を蒸していきます。甑(こしき)と呼ばれる大きな釜のようなもので一気に蒸しつつも、蒸し具合を逐一チェックしながら調整していきます。甑で蒸していくやり方以外にも、ベルトコンベアーでお米を流して、そのお米に蒸気を当てて蒸していくというやり方もあるようですが、手間暇をかけてでもしっかりと蒸し具合を調整できるやり方を関谷醸造では採用しているようです。

続いて、蒸し終わったお米に種となる麹をふりかけ、菌を繁殖させることにより麹米を作っていきます。簡単に菌を繁殖させると言っていますが、ここにかかる時間はおよそ50時間、麹菌がうまく繁殖するために「引き込み」「種付け」「」「仲仕事・仕舞仕事」「出物」という様々な行程を絶えず行わなえればならないという体力と経験のいる仕事が要求されるのです。

また、その間に酒母を造ります。酵母を培養して量を増やし、でんぷんを糖に、そして糖をアルコールに変えるという日本酒造りにおいてもっとも大事な行程となります。関谷醸造では各工程を動画でわかりやすく解説したものを用意していますので、このあたりについてはぜひ動画でチェックしてみてください。

こうして出来た酒母に先ほどの麹米や蒸米を入れて仕込んでいきます。そうするとブドウ糖から炭酸ガスとアルコールが発生する「並行複発酵」と呼ばれる発酵が進むのですが、この化学反応は世界で造られている醸造酒の中でもかなり珍しい事例で、このような観点からみても日本酒造りは日本の文化であり、世界に誇れる文化・技術といえるのです。

画像参照元:関谷醸造株式会社

お客様が求める日本酒を完璧に造りあげる!

4

以上のような工程を経て日本酒は造られるのですが、細かい点を除いてどこの酒造でも同じように日本酒を造っています。米の種類、精米歩合、蒸米のやり方、麹の造り方…それぞれの行程で少しづつ違ってくるオリジナリティが日本酒の味を劇的に変化させるのですが、関谷醸造の酒造りは先にゴールが決まっているといいます。

お客様が求める味

それは、ただ飲んだ人が美味しいというお酒ではなく、どのようなシーンで、どのようなシチュエーション誰とどこでどんなときに飲むことを想定するのかというコンセプト作りから始まり、そのコンセプトを満たすための日本酒を設計し、そしてその設計書通りの日本酒が造れるように試行錯誤を繰り返しながら丁寧で正確な作業を行うというのが、関谷醸造が掲げるお客様が求める味なのです。

素材が持っている味を、旨みを、100%で活かすこと、そのための丁寧な作業であり、機械を使おうと手作業で行おうと、自分たちが造りたいというお酒を造りあげるための正確な作業を行うこと、手を加えることによって美味しさが少しずつ減っていくというような原点をしない酒造りが関谷醸造のモットーであり、蓬莱泉の美味さの秘訣なんですね。

機械だけが高性能になっていくのではなく、それを扱う蔵人が日々進歩し、進化し、旨い酒を追い求め続けること、そうやって関谷醸造は今も少しづつ前進していっているのです。まさに全身全霊をかけた日本酒造りですね。

画像参照元:関谷醸造株式会社

動画、アプリ、360°

5

関谷醸造では日本酒製造の一から十までを詳細に説明し、日本酒とはなんたるかを日本酒初心者の方でも理解できるように伝えていますが、それだけでなく、先程も言いましたがすべての製造工程において動画を撮影し、イメージとして日本酒造りを理解してもらえるようになっています。

また、さらに深く日本酒造りを理解してもらうために、また楽しく日本酒造りに触れてもらえるために、実際に自分で酒造りを行うことのできる「酒造りシミュレーションアプリ」の開発や、日本酒にあうおつまみをレシピ化したアプリなど、だれでも簡単に日本酒に触れることのできる機会を作っています。

またまた、それだけでなく、公式サイト上には酒造の中や外を360°、好きな方角を見わたすことのできる360°写真を搭載しており、蔵を見学した気分が味わえるようになっています。難しい日本酒造りをここまで易しく、楽しく学べるのは関谷醸造以外にないんじゃないでしょうか。日本酒初心者だという方はぜひぜひ公式サイトを覗いてみてください。

画像参照元:関谷醸造株式会社

蓬莱泉のこれが旨い!商品ラインナップ

さて、日本酒の基礎知識について、蓬莱泉の酒造りについてまとめてきましたが、結局のところ蓬莱泉にはどんな日本酒があるの?どんな味がするの?おすすめの日本酒は?という声も上がっていることでしょう。ということで、最後に蓬莱泉の商品についてみていきましょう。

純米大吟醸 空

6愛知県にとっての特別な酒と言わしめるほど愛知県民にとっても、また蓬莱泉の中でも特に上品で最上級の日本酒なのが、こちらの『蓬莱泉 純米大吟醸 空』です。

麹米に精米歩合40%、掛け米に45%の山田錦を使用し、純米らしい広がりのある豊かな味わいが特徴です。山田錦らしいフルーティな香りもバランスよく、1年間の熟成を経てじっくりと育てられた大吟醸酒です。

画像参照元:関谷醸造株式会社

純米大吟醸 美

7「空」と同じく山田錦(麹米45%、掛け米45%)を使用し、空と並んで人気の高い蓬莱泉がこちらの『蓬莱泉 純米大吟醸 美』です。

ほのかに色づくピンク色の優しいボトルは、「美」の味わいそのもの、甘味がふわっと広がりまろやかに舌に落ちてくる、まさに女性の美しさを描いたような味わいとなっています。「空」と「美」を飲み比べても面白いと思います。

画像参照元:関谷醸造株式会社

 

純米大吟醸 吟

8「空」と「美」のさらに上をいく麹米35%、掛け米40%の山田錦を使用した極上の一本『蓬莱泉 純米大吟醸 吟』。

蓬莱泉の中でも最上級の日本酒なので、少々お値段も高くなっていますが、値段に負けないくらいの美味しさ、幸福感が「吟」には詰まっています。

画像参照元:関谷醸造株式会社

 

純米大吟醸 花野の賦

9蓬莱泉には春夏秋冬、それぞれの季節限定商品があります。この『純米大吟醸 花野の賦』はこれからの季節にうれしい秋の限定商品。

春の限定商品である『春のことぶれ』を半年間熟成させた深みのある純米大吟醸となっています。山田錦使用、麹米40%、掛け米45%であるので『空』と同じ精米歩合ですが、比較的お求めやすい値段なので手軽に味わっていただくことができます。

画像参照元:関谷醸造株式会社

 

純米吟醸 和

10蓬莱泉の中でも甘味や酸味、また香り等、絶妙に計算されたバランスで料理と合わせて飲むことによって、一層味わい深さを感じることができるのが『蓬莱泉 吟醸 和』です。

関谷醸造が日本酒を造る上で大切にしている和醸良酒という言葉、それぞれが自分にできること、与えられた作業の中で最高のパフォーマンスを発揮するというチームワーク、その思いを「和」という一文字に込めて作ったおすすめの一本です。

画像参照元:関谷醸造株式会社

特別純米 可(べし)

11程よい酸味がバランスの良いキレを生んでいる「純米吟醸 和」に対し、酸味の抑えた味わいと口に含んだ瞬間に鼻から抜ける甘い香りが食事とうまくマッチングするのが、『蓬莱泉 特別純米酒 可(べし)』です。

ラベルに描かれているのは菅茶山という詩人で、彼の詠んだ『吾輩紳に書すべし』という句の文末の「べし」から名前をっています。

画像参照元:関谷醸造株式会社

 

そのほか、蓬莱泉には

などがあります。ぜひ一度ご賞味&サイトを訪れてみてください。


必須お名前
必須メールアドレス
必須メッセージ本文